多くの人の手が合わさり作り上げる建設
厳しい現場や難しい作業も息の合った相棒達と乗り越えていく。
これからも、さらなる夢に向かって。

田村高

「袖すり合うも他生の縁」

3万分の1
それは、一生のうちに何らかの接点を持つ人の確率
平凡に思える出会いかもしれませんが、実際は貴重な出来事なんです。
だから私は小さな出会いも大切にしたい。

田村工業株式会社代表の田村です。
先ずは、私を知っていただきたいので少々照れくさいのですが、
これまでのエピソードお話しますので少しだけお付き合いください。

中学卒業後、私は、鳶・電気・鍛冶を学び知識や技能を身につけました。
特定の分野で経験を積み、その道のエキスパートたる地位を確立したかったからだ。

1991年に田村工業株式会社の前身となる個人会社を創業
4人の従業員と仕事を切り回していたが
元々、組織や会社をつくることに対して意識が低かったせいか経営に行き詰まり困難に直面
その後も要員計画の誤算で破綻寸前。
諦めるか、踏みとどまるかの二者択一を強いられる
このとき、人生で初めて悔しさと情けなさで体が震えました。

財布には、大好きなお酒も買えない小銭だけ。
どん底からの再起を果たすため、
「絶対に這い上がってやる!」と心に誓い
2006年、現在の田村工業株式会社を設立し復活を果たすことができ
今では大好物の粒あん入りお饅頭をたくさん買うことができるようになりました。

人は自分一人の力で運命を切り開くのではなく数多くの出会いに助けられてこそ道を進んで行ける
これからも仲間達と共に一つ一つの出会いを大切に歩み続ける。